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フコイダンライフ・ナノR 開発エピソード

弊社フコイダンライフ・ナノの製品化までの経緯となります。
長文となりますが検討中の方はご一読くださいますようお願いします。

フコイダンの通信販売について

弊社が平成15年(2003)よりフコイダンの健康食品に携わり、長い年月が経ち順調に販売数も増えていきました。
他社製のフコイダンのサプリメントと液体ドリンクでしたが、おかげさまで多くのお客様にご愛用いただき、長きに渡って楽天市場でも販売ランキング1位になることができました。
その間にいただいた多くの貴重なご意見や御礼のお言葉はスタッフ一同の宝物です。 あらためまして厚く御礼申し上げます。

ただ、当店の販売数が伸びるにつれ「フコイダン以外にもアガリクスや霊芝などの信頼できるキノコはないですか?」といったお問い合せを多くいただくようになりました。
各社のサプリメントは液体モズクの風味が苦手なお客様がお買い求めになられる位置づけでしたので「フコイダンに特化したサプリメントを作ってほしい」と幾多のご要望もいただいておりました。

アガリクスと霊芝も配合

そして、フコイダンだけではなくアガリクスなど他の成分も同時に摂取することで「海の幸(フコイダン)」+「山の幸(アガリクス・霊芝)」で相乗作用にならないだろうか?
と考えていた矢先に以前ご縁をいただいた方がキノコ製品メーカーの社員であることを思い出したので連絡したところ、霊芝・アガリクスともに国内で信用できる唯一のブランド(菌株)を使用していることがわかったのです。
余談ですがアガリクスというのはマッシュルームなども含むカワハリ属の総称でありアガリクス茸というキノコは存在しないと初めて知りました。

ナノカプセル化フコイダンと新商品の開発を開始

前述のとおり「この霊芝とアガリクスをフコイダンをサポートする形式で配合すれば、もっとお客様の健康に役立てるのではないか?」との想いから新商品の開発が始まりました。
フコイダンについても優れたものをと考えていたところ「高分子フコイダンのナノカプセル化に成功し、吸収率が大幅アップ」との発表を目にしたのです。
高分子のまま吸収アップということは本来は高分子のフコイダンを微細化(低分子化)したものが果たしてフコイダンと呼べるのか?といった考えから吸収アップが目的であったとしても低分子のフコイダンを取り扱うつもりはなかった私たちの条件に合致しました。

ナノカプセル化に成功した原料メーカーは数十年前からオキナワモズク由来の高分子フコイダンの有用性について琉球大学、熊本県立大学、神戸女子大学など多数の大学との論文発表や共同研究を行なっていた豊富な実績をもち老舗と呼ばれる国内大手のフコイダン製造会社でした。
このナノカプセル製法はフコイダン製造会社と公的研究機関による産官共同開発による特許製法だったのです。

直ちに連絡を取り、ナノカプセル化フコイダンに関する資料を取り寄せたところ、理論値ではなく動物実験等による従来品との比較や医薬品と同等の実験から導かれた数値を目の当たりにして「これは低分子と高分子の優劣などといったレベルの話ではない」という衝撃を受けました。※実験の結果から血中濃度は5倍~10倍、腸膜透過率は17倍と各数値に差はありますが、当社では約5~10倍として案内したいと思います。

さっそく沖縄のフコイダン製造工場を訪問し、もずくからフコイダンを抽出する濾過器をはじめ各工程に使用する設備を案内してもらい、フコイダンへの真摯な姿勢と国内基準(健康食品GMP)・国際基準(ISO2200)をクリアした品質管理能力の高さに感銘を受け、その場でナノカプセル化フコイダンを配合する新製品の開発を決断しました。

超微粒子ゆえに難航

最初は手軽にお飲みいただけることを考えて液体タイプでと考えましたが、水分に混ぜることで徐々にナノカプセルが損傷することがわかり、液体タイプはナノカプセル化によるフコイダンの吸収率アップを帳消しにすることだと液体タイプでの製品化は断念しました。※このため弊社では「水に混ぜていただくのは大丈夫ですが作り置きはお控えください」と案内しております。

次にハードカプセルでと考えましたが、ナノカプセル化フコイダンは超微粒子のためカサが膨らみ当社が考える量(フコイダン660mg/純度90%以上)を配合しようとすると大きめのカプセルで1日あたり10粒以上といった数値になってしまいました。 健康のためにお飲みいただくのに多量の摂取で精神的な苦痛をあたえるなら本末転倒だと考えカプセルでの製品化も断念しました。

そして最後に顆粒となったのですが飲む回数を減らすため1包あたりの内容量を増やすと超微粒子のため口に入れると膨らんでしまい喉ごしが悪くなったので1包あたりを1.2gと抑えることで配合と飲みにくさをクリアできました。
ただ1日あたりの摂取目安量が2~4包と増えてしまいお手間をかけることになりましたが、結果的にお好みのタイミング・本数を調整していただけるメリットとなりました。


平成31年(2019)に大幅リニューアルを実施

「信頼できるフコイダンを増やしてほしい」とのご要望にお応えすべくフコイダンを10%増量、アガリクスと霊芝をかねてから定評のあったGA-フコイダンも含有するガニアシ(昆布仮根)とガニアシエキス末(濃縮タイプ)と長命草(ボタンボウフウ)へ変更。

令和4年(2022)に大幅リニューアルを実施、フコイダンライフ・ナノRへと

ガニアシ(昆布仮根)も好評でしたが、温故知新の観点から1000年以上の歴史をもつ緑茶抽出物(カテキン)に着眼し、ポリフェノール90%以上(カテキン180mg、EGCG/エピガロカテキンガレート120mg以上含有)する伊藤園の緑茶抽出物に変更し2包あたり300mgへと増量。
試作したところ想像以上に緑茶カテキンの風味(渋さ)が強いため、もともと甘みを持つ長命草の増量で大幅に軽減しました。

リニューアル比較表(2包あたりの配合量)
第1世代 第2世代 第3世代(現行品)
フコイダン:660mg フコイダン:733mg フコイダン:733mg
アガリクス:100mg ガニアシ(昆布仮根):100mg 緑茶抽出物:300mg
霊芝:50mg ガニアシエキス末:100mg 長命草:300mg
  長命草:100mg  
1包あたり1.2g 1包あたり1.4g 1包あたり1.5g

 

以上、長くなりましたがフコイダンライフ・ナノRの開発から製品化までの経緯となります。拙い文章でしたが最後までお読みいただき有り難うございます。

本品に配合しているナノカプセル化フコイダンは「高分子がいい」「低分子がいい」といったことを超越し、健康問題でお悩みの方々にとって役立てるものだと自負しております。

どうぞ今後はフコイダンライフ・ナノを末永くご愛用くださいますようお願い申し上げます。
末筆ながら皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

株式会社ビー・エイチ・ラボ       
代表取締役


※フコイダンライフ・ナノRは一般的にフコイダンと呼ばれるモズク抽出エキス(純度90%・硫酸基15%、ともに測定値平均)を2包中に約733mg配合しています。
また、ナノカプセル化フコイダン(ナノフコイダン)としては2包当たり2,200mg、1箱あたり66,000mgとなりますが、ナノカプセル製法のフコイダン量は1/3ですので2包中に733mgとなります。

ご注文からお届けまでの流れ
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